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もっとこまかく分担する会社もあれば、かなり兼任、兼務するところになります。 そういう工程が20工程あって、そして20個の製品をつくるのなら、計400工程ある勘定は決定的に左右されるのです。
単純に考えてみましょうか。

機械加工の標準的な工程は次のようなものです。
そして、それぞれの工程で「長さ100プラスマイナス1.0」「直径25.2プラス0.02、マイナス0.05」などと指示されています。 どれひとつとっても、おろそかにはできまい。

いずれにせよ、それぞれの担当者がその仕事に責任をもち、そして全工程を連結させて仕上げるわけです。 どの工程の、誰の失敗か、はっきりわかるようでなくてはなりません。
不良を出した人間を責めて罰するためではありません。 不良の原因、理由を迅速かつ正確に知って、それを改良、改善し、最終的に不良をなくするために、そうするのです。

品質管理工程表というものを用意したらどうでしょう。 最低で工程名、ポイント、使用機械、製造規格、検査法などの項目を明記した用紙を使い、作業指示書に代えるのです。
この品質管理工程表と生産日報、生産台帳を照らし合わせれば、全工程をチェックできて、不良、問題点の発見が容易になるはずです。

なお、表は後処理の分類、転記の都合も考えておく。
作業指示書と日報を兼ね、注番、図番、品名、材料、数量、作業日などをあらかじめ記入しておくのもよい。 現品票と日報を兼ねる場合は、不良が出ると加工数が変わり、そこで不良の状況が把握されることになる。
記録することを要求しても、報告を出させて後は”なしのつぶて”では記入する気がなくなる。 「役にたっている」との思いが記録意欲の源で、データが(正確かつ適切に)取れるかどうかのポイントである。
検討結果は、現場に対して、金額表示のグラフなどで一目瞭然の形で示す。 また、発表はグループ結果を示し、個人レベルまで落とすのは避ける。
ついでに結果の評価、今後の指針も簡単に示すとよい。 なんらかの方法でデータが正しいものかどうかチェックする。

出てきたデータを頭っから信用するのは考えもので、発表したデータがおかしいと、「使っていない」と”長”不信となり、逆効果になる。 「あとで、」は、記憶ちがいや忘れるもと。
コトが発生したら、すぐに記入する。 その点、不良箱に入れたり、担当者が数えるようにしておけば、心配はない。
「何のための」データか、ということがある。

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